技術情報
偽造防止印刷
ホロスレッド用紙
真偽判定:肉眼、ルーペ等を使用
紙の中にホログラムテープを挟み込んで製造した用紙です。収受の際の視認性が高く、製造できるのは日本国内では数社しか存在しないため、高い偽造防止効果が期待できます。
弊社ではオリジナルのホロスレッド用紙を常時在庫しております。なお、オリジナルのホロスレッド用紙をご用意することも可能です。
コピー牽制パターン
真偽判定:肉眼
あらかじめ「複写」などの文字、記号を特殊な方式で印刷し、コピーした際に文字や記号を出現させる技法です。弊社ではいくつかの方式によるコピー牽制をご用意しております。
マイクロ文字
真偽判定:ルーペ等を使用
日本紙幣にも採用されている印刷技法で、精巧な印刷により極小の文字を印刷する方法です。コピーでは文字の再現が不可能なため、コピーに対して高い偽造防止効果があります。
蛍光彩紋
真偽判定:ルーペ等を使用
偽造防止策である「彩紋パターン」を蛍光インキで印刷する技法で、コピーした際は彩紋パターンが忠実に再現出来ず、また色もくすんだ状態となります。
強力蛍光印刷
真偽判定:ルーペ等を使用
特別な照射光によって発色するインキを使用し、偽造防止印刷を施します。このインキはコピーでは複写することが出来ません。
レインボー印刷
真偽判定:肉眼
単一版を2色以上のインキで印刷する技術です。
色の変わり目(グラデーション)はインキの混合により「ベタ」で再現されているため、自然で美しい仕上がりとなっております。
一般の印刷やコピー機等では「網点」での再現となるため、真偽判定の際に役立ちます
変色印刷
真偽判定:肉眼
コピー機と印刷機の再現能力の差を利用した技術で、明らかに異なる2色の印刷が、コピー機で複写した製品では近似色となります。
箔押
真偽判定:肉眼
ロゴマーク等を刻印にて金属箔を熱転写したものです。
金属光沢はコピー機やプリンターでは再現できないため、高い偽造防止効果が期待できます。
また、転写箔にホログラムを使用することで、さらに高い偽造防止効果が得られます。
磁気印刷
磁気を含むインキは黒色であるため、一般の黒色インキとの見分けがつきません。
したがって紙幣や商品券等の任意の部分に磁気印刷を行うことで、製品の真偽判定の際に役立ちます。